卒業式後の学活の話
こんな感じで話をしていきました。
まる道中学ネットの記事と有田和正先生との話を参考にしました。
みなさん、一年間、本当にありがとうございました。
今日で3年1組も解散です。
机の中、ロッカーの中、きょうもらったアルバムなど、すべて持つ帰ってくださいね。
さて、中学校いや義務教育の卒業式が終わりましたね。
ここで、二つのミニ道徳をしたいと思います。
一つ目、君たちは、これからそれぞれの進路を進むことになります。
ほとんどのみんなは再び、学校に行くことになりますね。
そこで、学校について改めて考えてほしいと思います。
学校とは、学ぶ場所。
では、学ぶとは?
これは「学」と書きますが、昔は、もっと難しく「學」と書いていました。
「學」の××は、交わるという意味です。臼の部分は両手を表します。宀は屋根の形、
子は子どもを表します。
「學」と言う時は、これらをあわせた字で、屋根の下で、大きな手つまり保護者のみ
んなに包まれながら、先生と生徒が交わって、先生の教えることを生徒がならうこ
とを表しているのです。
この漢字がこんなにも深い意味を持っているんですね。
いかがでしょうか。学校とはそういう場所なのです。振り返って考えてみてください。
今まで、先生に積極的に質問をしてきたでしょうか。先生の一方通行だった場面も多
かったのでは。学校とは、君たちもどんどん先生に聞いていいところなのです。平安
の昔から学ぶとは、そういうことだと言われていたわけですね。
そこで、進学したならば、学ぶということを真剣にやってみて下さい。やればやるほ
ど、おもしろくなってくる、わかると思いますよ。
高校は、中学と違い、お金を払って行くところなのです。無駄遣いにならないよう、
大いに学んでくださいね。
二つ目、私がよく言っていたことです。何でしたか。話の中で思い出してくださいね。
君たちは、15年前にある銀行に口座を作ったんです。
なんと、その銀行は、毎朝あなたの口座へ86,400円を振り込んでくれます。
プレイステーション二台分ちょっとの値段ですね。
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、 86,400円の中で,あなたがその日に使い切らなかった金額はすべて消され
てしまいます。
あなただったらどうしますか。もちろん、毎日86,400円全額を引き出しますよね。
実は、私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。
何でしょうか。わかりますか。
それは時間です。
毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。
毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。
今日はすでに半分経ちましたね。
これは、翌日に繰り越されません。
それは貸し越しできません。
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。
そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。
もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、
あなたはそれを失ったことになります。
過去にさかのぼることはできません。
あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。
だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。
そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。
時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。
1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。
1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。
1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいで
しょう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいで
しょう。
1秒の価値を理解するには、たった今事故を避けることができた人に聞いてみるとい
いでしょう。
10分の1秒の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまっ
た人に聞いてみるといいでしょう。
だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。
昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。
明日は、まだわからないのです。
今日は与えられるものです。
だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。
明日の公立入試の発表の後、合格者集合があります。合格したら、集合に行かない
と失格になりますので、時間、場所に注意していてください。明日のことについては、
「進路だより」にも載せたのでいいですね。質問がありますか。
では、これで学級3年1組を終わります。
(保護者の方から感謝のしるしとして花束とゆのみをいただいた。)
最後なので、総務、挨拶をお願いします。
この後、総務は気が利いています。元生徒会長です。
「起立」
「最後なので、先生に感謝の言葉で終わりたいと思います。」
「ありがとうございました」
「ありがとうございました」(みんな)
(突然のことで、うろたえつつ)こちらこそ、ありがとうございました
では、中庭に集合でーす。
2001年3月14日 鹿児島市立谷山北中学校3年1組教室にて